2006年04月27日

難病患者の就業に効果的な環境整備や支援とは?

2005年に行った難病患者の就業支援についての調査の中間報告書が5月中旬には印刷できる見通しです。大変お待たせしました。

この調査で最も重視したのが、「これをやれば、実際に職業上の問題が解消・軽減される」と事業主や政策立案者に説明できる「本当に効果的な雇用管理・支援」を明らかにすることでした。

注目すべき結果の一つとして、現状では難病患者には多くの職業上の課題がある一方で、適切な環境整備や支援を行うことによって、ほとんどの疾患でそれらの問題を劇的に解消・軽減できる見通しが示されたことがあります。

今回の分析による、疾患別に優先して整備すべき項目のリストは、
http://plaza.umin.ac.jp/custwork/nanbyo_summary2/index.htm
で見ることができます。(中間報告書にはこれより整理されたものが付録でつきます。)

これまでは、患者の要望、事業主や専門家の意見などに基づいて、必要な支援を明らかにしようとすることが多いのですが立場の対立が起こってしまいます。今回は新しい障害の考え方に基づいて、「実際に問題解決に有効なもの」という基準で環境整備項目と問題発生状況を関連づけて検討し、事業主と患者の双方が合意できる内容とすることを目指しました。

今回の難病就業支援パイロット事業は、非常に短期間で成果を上げる必要がありますが、この調査結果をみれば十分に可能だと確信できます。なお、優先的環境整備項目については、わかりやすいガイドブック的なものにすることを考えています。

中間報告書でのその他の内容は、追々ご紹介します。


posted by YH at 06:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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